妄想放浪記

三十代男の日々の徒然。音楽、映画、ゲーム、妄想世界の放浪日記。

2019-01-01から1年間の記事一覧

映画レビュー 『小さいおうち』

今日は山田洋次監督の2014年に公開された『小さいおうち』という映画を観て考えたことを書こうと思う。 『小さいおうち』 /監督:山田洋次/製作国:日本/製作年:2014年 <あらすじ>健史(妻夫木聡)の親類であった、タキ(倍賞千恵子)が残した大学ノート…

新元号という石ころについての考察

たまに電車に乗った時、ふと吊り広告を見ると、結構過激に右寄りな雑誌の広告がフツーにあったりして、その違和感が凄い。知らぬ間に、自分はパラレルワールドにでも迷いこんでしまったのではないかと、想像さえする。「令和を貶める人たち」これ、その中の…

ひきこもりのすゝめ

人それぞれ様々に縁を持つ。生まれたての頃は親兄弟だけだった縁も、身体の成長に伴って横に縦に広がっていく。 親類、学校の友達、上司に部下、配偶者、子供。 やがて、ひとしきり広がった縁は徐々に収束していき、最後に死と向き合う時は、とうとう独りに…

生きた記録を残す事

子供に向かって大人は、「自分の頭で考えなさい」 とかよく言うけれど、果たしてどれだけの大人が自分の頭でものを考えていると言えるのだろう。世の中には様々な考えや意見が溢れている。 だが、それらの元を辿れば多くは、どこかで誰かから聞きかじった事…

妄想世界をブラついて

ほぼ無職の僕が毎日をどうやって過ごしているか。ゲームをする。本を読む。映画を見る。 ネット徘徊。YouTubeを見たり云々。要するに、日々の多くを、どこかの誰かが創り出した世界で過ごしている。だが、きっとそれは僕に限った事ではない。たまに電車に乗…

ゲームレビュー 『レッド・デッド・リデンプションII』 暴力と荒野について考えたこと その2

前回記事では、『レッド・デッド・リデンプションII』(以下RDR2)における暴力行使の軽快さについてあれこれ書いたが、今回記事では、これについてもう少し踏み込んでみたいと思う。RDR2における、暴力の行使へのハードルは低く、拳銃のトリガーは羽の様に…

ゲームレビュー 『レッド・デッド・リデンプションII』 暴力と荒野について考えたこと その1

『レッド・デッド・リデンプションII』(以下RDR2)を遊んで考えたこと。ストーリーについては、他に書いてあるだろうから此処では特に触れない。 なのでネタバレなしです。 ロックスター・ゲームスのGTAシリーズなどは、しばしばその暴力性が社会問題とされ…

マニーと名誉

僕は雀の涙程の金額を日雇いで稼ぐ以外は貯金を切り崩す生活という、ほぼほぼ底辺無職なのだが、それゆえにお金について日々考える機会が多い。 お金とは何か。 それは、死なないため、毎日を心地よく暮らしていくための万能交換チケットだ。 ありすぎて困る…

エイプリルフール2019

ものは試しに思ったまま、なるだけ客観を意識せずに、ブログなるものを始めてみようと思う。 まあ、見栄え良い文章にしようと気張ると続かんやろうから。 自分は音楽やってるのだが、はっきり言うとその広報のためだ。 一切客が増えずに困っている。 広報そ…